おおつか接骨院
足病学
足の変化
 現在、我が日本の道路の舗装率は先進諸国と全く変わらず、道路の普及率は非常に高く、そのぶん靴を履く習慣は当たり前のこととなっています。
 100年前、日本人は靴を履く習慣が今よりも断然低く、また道路もコンクリート舗装されている場所はごく一部でした。 その当時の日本人の足は幅広扁平という、いわゆる現在でも日本人の足は・・・といわれる足の形状でした。 それが下駄などを履いて過ごしていた100年前と型から形成されたシューズを履く現代人の足が同じであることは、おかしいと思いませんか。
 足は靴の環境からごく短期間でも形状などが非常に変わりやすい部位なのです。
足病学とは?
 個人のもつ足の形、歩き方、バランスのかけ方などの特性を加味した上で、 歩行における足部と身体の動きとの関連を、バイオメカニクスに基づいてとらえ、
最も効果的に足部を機能させるように歩行及び足部の形を矯正し修正するための医学です。
 人体は標準体で208個の骨で骨格を形成しています。そのうち、足の骨は、脚部を除き片足で26個(種子骨は含まず)両足52個で構成されていて、からだ全体の骨の4分の1をも占めます。
 良い建造物を作る場合でも基礎工事が重要なように、人体を支える基礎である足も非常に重要な部位といえます。
足分圧器とは
足分圧器  足分圧器は、足のどの部分に強く圧力(負担)がかかっているか、測定分析を患者さん自身がビジュアルで確認するもので、足病学による考察をより明確に判断できるようになりました。
 足裏の圧力分布をわかりやすい色と数字で表示し、より通常歩行に近い状態での測定を実現する為に、厚みにこだわった世界最高クラスの測定プレートを使用し、より正確な歩行・静止状態を把握することが可能です。

足分圧器解析画面
インソールとは?
 足の骨配列のバランスが乱れると姿勢が崩れ、足だけでなく膝や股関節などの関節にも大きな負担がかかります。
また、第2の心臓と呼ばれる足のポンプの作用が悪化し血液の循環を悪くしたり、姿勢の歪みから肩こり、腰痛などのトラブルまでも起こしてしまいます。
 インソールは足の骨配列のバランスを整え、足の形状からくる様々なトラブルを予防、修正する手助けをしてくれます。
足病へのアプローチ
 足病の疾患は、外反母趾・偏平足・ハンマートゥー・凹足・モートン病・足底筋膜炎・踵の骨棘や踵の痛みなどの足部の痛みから、 ヒザの痛み・アキレス腱炎・オスグッド・シンスプリント・冷え性などや糖尿病などの血流障害、 O脚やX脚などの外見上の問題や下肢にわたる疾病が主体ですが、
当院では、骨折などの仮骨促進や踵の骨折後、アーチを保つために(偏平足の予防)を図るため足病学に基づいたリジットインソール(矯正用インソール)を挿入し 距踵関節のアライメントを整えるなどの外傷に対しのアプローチも行っています。
POD(PODISLIST)とは
 欧米諸国では靴を履く習慣が非常に長いことから、昔から足病医 (POD) という足の疾患の治療を行う専門医が存在してきました。
 足病医といってもその形態は国ごとによって様々で、アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダなどに存在し、その診療科目や適応症範囲も細かく分類されています。
 ポダイアトリスト(Podiatrist)の前身はキロポディスト(Chiropodist)とよばれ、胼胝や爪処置の専門職でしたが、1912年にアメリカ足病医学会 (American Podiatric Medical Association) 発足以来、医療行為が拡大しポダイアトリスト(Podiatrist)POD が誕生しました。
 近年、PODによるしっかりした足の計測、それに基づいた足部のアドバイスや対策(insolの処方)は2次障害の予防や疼痛改善などに最も重要な役割を果たしています。 そのために正しい知識を身に付け、1日でも多く健康な歩行を維持できるようにお手伝いするのも POD の意義ある仕事の1つだと思います。
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